いしまるあきこについて

いしまるあきこ

6匹の猫たちと暮らす一級建築士・愛玩動物看護師。本名、石丸彰子。猫との住まいの設計・猫リフォーム施工の「まるねこ一級建築士事務所」、猫シッター「まるねこ」を主宰。訪問・オンラインの「猫との住まい相談」、開放型シェルター「まるねこ」で保護猫活動も。パナソニック「わんにゃんSmile」監修、「猫との住まいアドバイザー」講師、認定NPO法人 人と動物の共生センター 理事。著書に『猫と住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)、ほか。「ねこのいえ不動産」も展開中。

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1978年生まれ。2003年 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。修了後、建築士事務所勤務。2004年 一級建築士合格。2006年 独立。2018年 「一級建築士事務所ねこのいえ設計室」に事務所名を変更、2024年 「まるねこ一級建築士事務所」に改名。

2013年に江戸川区平井で生後1週程度の2匹の兄妹子猫(しろちゃん・くろちゃん)を保護してから猫との暮らしを始めました。その後も保護した猫が増え、5匹の猫と「平井ねこのいえ」で暮らしたのち、「羽田ねこのいえ」にて6匹の猫たちと暮らしています。行き場を失った老猫1匹(ロシアンブルー・当時推定18歳)を引き取り、保護猫部屋もある「平井ねこのいえ・となり」でならしてから、となりで暮らすYさま宅にて2年半家族として暮らし2020年10月に推定20〜21歳で旅立ちました。過去5年間で、保護猫団体の預かりボランティアで子猫や老猫のお世話を行い、同時に自ら保護した子猫のお世話と里親さん探し、お仕事を通じて、100匹近い猫たちのお世話や出会いがありました。その後も多くの出会いをいただいています。2023年から東京都大田区にて、現在の開放型シェルター「まるねこ」で保護猫さんたちのシェルターを用意し、保護・お世話をしては里親さん探しをしています。

一級建築士として、猫との住まいの設計・施工のほかに、レクチャー開催や登壇、執筆なども行っています。2019年から住まいのプロ向けの認定資格講座「猫との住まいアドバイザー」の講師をしています。2020年3月には『猫と住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)(Link)が出版され、2024年7月に『猫と暮らす住まいのDIY』(KADOKAWA)(Link)が出版されました。自身の住まい兼仕事場「平井ねこのいえ」などは複数のメディアで取り上げられました。2021年からは「羽田ねこのいえ」に拠点を移しています。掲載情報・実績等はこちら(Link)からご覧ください。

自身が猫と暮らせる住まい探しに苦労したことから、猫向け賃貸住宅「ねこのいえ」シリーズを2016年に企画・運営スタートし、2019年から猫と暮らせる住まい探しの「ねこのいえ不動産」(Link)をスタートし、個人・企業の大家さん向けに猫賃貸の設計や監修も行っています。

賃貸入居者さんと暮らす猫のお世話をちゃんとできるようにと、ペットシッター専門店で訓練後、2018年に第一種動物取扱業に登録し猫シッターとして開業しています。現在、おもにGWや年末年始などの長期休暇や週末を中心に猫シッターをしています。2024年に国家資格の「愛玩動物看護師」に合格、登録しました。2024年に認定NPO法人 人と動物の共生センターの理事となり、猫と暮らす人にもしものことがあっても対応できるように「ペット後見」の仕組みを現在準備中です。

小さな頃から動物がとにかく大好きで(ほ乳類に限らず、爬虫類や両生類なども)、幼稚園、小学校では飼育委員をしては、うさぎや亀、にわとりやインコの小屋掃除やごはんをあげるなどの世話をしていました。しばらく社宅住まいだったことや動物が苦手な家族がいたため、子どもの頃に犬や猫と暮らす機会はありませんでした。かわりに飼うことができるものならなんでも、金魚、カブトムシ、かたつむり、ザリガニ、熱帯魚などを飼育していました。おまつりの金魚すくいから我が家にやってきた金魚「きんたん」は7年ほど生きてくれました。近所の家の犬の散歩についていくことも。

中学3年生までは獣医を目指していましたが、飼い主の方の心のケアは私にはできそうにないと考え、動物については単に好きという程度で関わっていこうと思うようになりました。そこからは家族の勧めがあり、建築の道を志すようになりました。仕事をするようになってからは忙しく過ごしていたため、動物と暮らすつもりは全くなかったのですが、小さな子猫たちを保護し、命を救おうと必死に育てているうちにすっかり“家族”になってしまいました。猫と暮らすようになり人生が大きく変わりました。自身の動物好きと建築の知識やDIY経験を活かして、よりよい猫との暮らしを探求中です。